高度な遊び方
簡単なヨーヨーでは、ひもが軸に固定されていた。しかし、ひもを軸に固定しないタイプが生まれ、遊び方が高度化した。先端を輪にしたひもをヨーヨーの軸にかけ空回りするようにしたものや、ヨーヨーの軸となる部分に軸受(プラスチック製のものや金属ボールベアリングなど)を取り付け、その上にひもをつけることによってひもが直接回転軸に触れないようにしたものなどがそれである。そのまま巻き付けて使えば、普通のヨーヨーと同じように使えるのだが、ひもが伸びきっても回転を止める抵抗がないため、ひもは逆方向に巻き取られず、ヨーヨー本体だけが落下時の方向にいつまでも回ることになる。しかし、このままだとひも巻き取る手段がないため、本体の回転軸近くにひもに対するひっかけ抵抗となるもの(構造上の突起、粘着性のシールなど)を設けておく。そうすると、回転中にヨーヨーのひもを引っ張るなどしてひもにゆるみを与えることによって、ひもがひっかけ抵抗に絡まるため巻き取ることが可能となる。
このような回転のあるヨーヨーは、回転中はジャイロ効果により横に倒れにくいという特徴をもっているため様々なパフォーマンスができるようになった。ウォーク・ザ・ドッグ(犬の散歩)やエレベーターなどは、トリックと呼ばれる技の例である。
プレースタイルにも種類があり現在では大まかに以下の6つの部門に分類される。
- 1A:ワンハンドストリングトリック
- ヨーヨー1つであやとりのような技を行う。
- 2A:ツーハンドルーピングトリック
- 両手に1個ずつ持って輪を描くタイプの技を行うスタイル。
- 3A:ツーハンドストリングトリック
- 両手に1個ずつ持って二つで1Aに近い技を行う。マーク・マックブライドが考案したベルベット・ロールというトリックからできた。
- 4A:オフストリングトリック (OS)
- あらかじめヨーヨー本体から糸を外しておきディアボロのような糸、本体を独立させた形でのプレーを行う。デイル・オリバーが考案したオリバーズ・ロケットというトリックからできた。
- 5A:カウンターウェイトトリック (CW)
- 指に結わえるべきひもの部分に重りを付け、手からヨーヨーを独立して運動させることが可能なプレースタイル。カウンターウェイト(またはフリーハンド)と呼ばれる。
- アーティスティック・パフォーマンス|AP:アーティスティック パフォーマンス
- 1-5A部門とは違い、芸術性を追求。ヨーヨーさえ使えば何をしても良い。
その他、今後発展していくであろうスタイル
- 9A:カウンターウエイト・オフストリング
- 紐をヨーヨーの軸に固定せず、指にも固定しないスタイル。5A(カウンターウエイト)と4A(オフストリング)をあわせたようなスタイルなので、5A+4A=9Aと名づけられた。
- 13A:ツーハンドカウンターウエイト
- 両手で5Aを行うスタイル。5Aが二つと、3Aの要素も持ち合わせているので5A+5A+3A=13Aと名づけられた。
世界的な大会としてWorld Yo-Yo Contestが存在する。 また、日本では4月4日はヨーヨーの日とされている。